英語になった日本語の新しめの言葉

オモシロ英語

日本語を使っていると日常的に色々な言語由来の「外来語」が登場し、日々のコミュニケーションには欠かせません。

実は英語にも同じように他言語由来の外来語「loanword」というものが存在し、頻繁に使われてます。

例えば、日本語でも外来語として使うランデブーという言葉は、元はフランス語のrendez-vousですが、英語ではrendezvousと綴って、ほぼ同じ発音。意味も「会う約束」や「待ち合わせ」と同じです。

フランス語由来は多くて目立つ

フランス語由来の言葉はコレ以外にも、genre = ジャンル、avant-garde = アヴァンギャルド、deja vu = デジャヴ、bon voyage = ボン・ヴォヤージュなど、思いつくだけでも日本でも外来語としてお馴染みのものが多いです。

あと、日本語の「サボる」の語源のsabotage = サボタージュも英語ではフランス語と全く同じ様に使います。

特にフランス語由来の英単語はかなり多くて、特徴的な語尾で何となく分かります

例えば、「~age」で終るmirage = ミラージュやentourage = アントゥラージュなど。「~age」でvillage = ビレッジやcollage = コラージュなど。「~oir」でmemoir = メモワールやreservoir = レザボワ(貯水池)など。

英語における外来語には時々流行るものがあって、4-5年前はドイツ語のshadenfreude = シャーデンフロイデという言葉が外来語として注目されました。

意味は日本のネットスラングの「メシウマ (他人の不幸は蜜の味)」とほぼ同じ意味で、「自分が手を下すことなく他人に不幸が及んだ時に感じる嬉しさの感情」を指します。

日本語由来のLoanword

日本語化される外来語もそうかもしれないですが、英語だとある事象を一言で表せる言葉がない時に使われるようになります。

その様にして日本語が由来の英単語というのも結構な数が存在します。

例えば、40年近く前のアメリカでも、typhoon = 台風honcho = 班長tsunami = 津波などは普通に見聞きする言葉でした。

そんな中で、最近の海外メディアや英語圏twitterなどで、ここ5-10年ぐらいの割と新しく目にするようになった言葉を例文とともにいくつか紹介したいと思います。

Emoji = 絵文字

これはスマートフォンの世界的な普及とともに使われるようになりました。

日本では世界に先駆けて携帯メールの文化が普及していて、顔文字などを使ってコミュニケーションするのも早かった。

10年ぐらい前にスマホアプリの仕事で海外に行くことがありましたが、当時は「emoticon」と呼ばれていました。今は「emoji」の方がメジャー。

My father tries too hard to use emojis.
父は絵文字を使おうと頑張りすぎてる。

Bokeh = ボケ

悪態をつくときに言う「ボケ!」の意味ではないので注意。これもスマートフォンのカメラで多くの人が写真を撮る様になって広がった言葉だと思います。

写真で背景が「ボケる」ことを英語の写真用語で「bokeh」と言います。

筆者は10年前に背景をぼかす機能のついた写真アプリを海外に売り込んでいたのですが、当時は「blur the background」という表現を使ってました。

The soft bokeh gives this photo a moody atmosphere.
この柔らかいボケ味が写真をムーディーにしてる。

Karoshi = 過労死

これは日本人からすると嬉しくない日本語由来の外来語。

しかし、死んでしまうほど働くのは「猛烈社員」(死語)とか「玉砕する」労働文化が存在する日本ならではかもしれません。

There are many unreported cases of karoshi.
報告されていない過労死が数多くあります。

Hikikomori = 引きこもり

これも嬉しくないやつ、私はイギリス人の曲の歌詞で初めて英語で使われてるのを聞きました。

特別に日本だけの現象とは限らないのですが、1998年に社会問題化して言語化されるのが早かった日本。

英語では「social recluse」とか「shut-ins」とも言います。ただ、日本は他国に比べて数が多いとも言われていて、社会的に「引きこもり」を生み出しやすい環境と言えるでしょう。

We all became somewhat hikikomori during the pandemic.
パンデミック中はみんなが多少の引きこもりになった。

Hentai = 変態

これはエロ用語なんですが日本語の意味とは違って、日本で言うところの「エロ漫画」や「エロアニメ」を指す様です。

若者なら割と誰にでも通じてしまうほど知られてたりします。

He’s been watching too much hentai anime recently.
彼は最近エロアニメを見過ぎている。

Bukkake = ぶっかけ

最近は海外にも日本のうどんのチェーン店が展開されてるので、「ぶっかけうどん」が流行ってるのかと思いきや、アダルト(ポルノ)のジャンルの一つ。

細かい説明や例文は割愛しますので、詳しく知りたい方はgoogle先生にお尋ねください(笑) 。

でも台湾の友人曰く「日本はエロの分野では世界に類を見ない独創性」があるそうです。

Skosh = 少し

私も初めて目にしたときは同じ意味なのかな?と思ってビックリしました。

実は元々は日本から米兵が持ち帰った言葉で、アメリカ中西部では昔から使われているという説もあるので最近のものではないかも。意味も全く同じです。

Can you move over a skosh so I can take a seat?
座りたいので少しずれてもらっていいですか?

Shoyu = 醤油

一般的にはsoy sauceまたはsoya sauceが知られていて、実は「soy」や「soya」の語源が醤油の「醤」や「醤油」としても知られているのですが、もはや一般化した「miso = 味噌」と同じ様に、日本の醤油を指すときはshoyuと書かれてるレシピを見る様になりました。

Sprinkle a skosh of shoyu to serve.
出す前に少し醤油を振りかけましょう。

おわりに

このネタは結構エンドレスにあるので、今回はココまで。次回は食べ物、スポーツ、カルチャー編などジャンルに分けて色々と紹介できればと思います。

しかし、これからどんな日本語が英語でも使われるようになるのか、今後も注目していきたいと思ってます。

個人的に推したいのは 「kareishu = 加齢臭」(笑)

ある時、アメリカ人の友達にこの言葉を教えて「old person smell」って説明したら、「そんなのにまで言葉があるの?」って思いっきり爆笑されました。

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